
所有するスーパーヨットを十分に堪能できていますか?
あなたは、自身の所有するスーパーヨットを年間にどのくらい使用していますか?
あなたがスーパーヨットを所有したとき、年間にどのくらい使用しますか?
スーパーヨットのオーナーの中には、ビジネス等それぞれのライフスタイルにより非常に多忙で、毎年ヨットを数週間、あるいは1、2カ月しか利用できないことも多くあります。
これは、150フィートの美しいスーパーヨットが1年のうち10%しか使用されず、残りの時間はマリーナに置かれていることを意味します。
そして8、9人の6つ星クルーが(フルタイムでメンテナンスに従事しているとはいえ)稼働しないボートの上で非常に退屈している様子を想像してみてください。
実にもったいないことです。
加えてオーナーは、毎年メンテナンス・人件費・停泊料等の膨大な管理費を支払わなければなりません。
150フィートのスーパーヨットを正しく管理・維持するには、年間約200万ユーロの費用がかかります。(この金額は、オーナーが常に完璧な状態のスーパーヨットでクルーズできることを意味します。)
いくらお金があっても1年でたった10%しか乗船しないのであれば、誰にとっても大金と感じるのではないでしょうか?
その問題を解決する方法がチャーター活用です。
チャーター・スーパーヨットとして活用する

多くのオーナーが自身のヨットをチャーター用のスーパーヨットとしてリストアップしています。
基本的には、1週間や2週間など、顧客が望む期間だけスーパーヨットをレンタルできます(通常は1週間)。
150フィートのスーパーヨットをチャーターする場合、1週間あたりのチャーター料金は約20万ユーロです。またこの他に、食事代、燃料代、停泊料、お酒等飲料代、寄港地観光代などの諸経費を別途支払うことになります。
皆様もうお分かりの方もいることでしょう。チャーター・スーパーヨットは、オーナーに多くのメリットをもたらしますが、最も大きな影響は、経済的なリターンです。
稼働中の使用されているスーパーヨットは、よほど忙しくない限りメンテナンスが行き届いているため、チャート活用に何の支障もありません。
また、クルーは嬉しい悲鳴をあげたくなることでしょう。チップももらえるので、毎年の収入増加にもつながります。
チャーター活用するために大切なこと、その効果はどれくらい?

チャーター活用する場合、チャーター・スーパーヨットの管理の重要性はより一層高まり、慎重に管理する必要があります。
そのためには何が必要か?
プロフェッショナルに管理やチャーター仲介を依頼する
YACHTZOOのようなプロフェッショナルなスーパーヨット管理&チャーター仲介業を行う会社に依頼することが大切です。その他、管理会社または、非常に経験豊富なチャーター仲介エージェントにチャーターの仲介を依頼することもできます。
そしてその効果は?
毎年の維持・管理コストを大きくカバーできる可能性がある
管理料やチャーター仲介料、その他の費用を差し引くと、20万ユーロでチャーターする150ftのスーパーヨットのオーナーは、通常、1週間チャーターするごとに約16万ユーロを手元に残すことができます。
つまり、スーパーヨットが年間10週間チャーターする場合、オーナーのリターンは少なくとも160万ユーロとなり、さらに年間14週間チャーターできれば、リターンは224万ユーロとなります。
14週は1年間のうち、たった27%です。毎年のメンテナンスのための時間はまだたっぷりある上、オーナーは、自分の素晴らしいスーパーヨットを楽しむこともできます。
スーパーヨットが優れたチャーター管理会社と正しくセットアップされていれば、オーナーは年間10~14週間のチャーターを期待できます。
チャーター顧客を増やすために欠かせないこと

それでは、チャーター運用のためにスーパーヨットを「正しくセットアップする」とはどういうことでしょうか?
非常に優秀でダイナミックなクルーを揃える
これはチャーター・スーパーヨットを立ち上げる上で最も重要なことでしょう。
優秀なプロフェッショナル・クルーは、優れた経済的リターンをもたらすために欠かせません。
経験の浅い(プロとは言えない)クルーや怠慢なクルーは、スーパーヨットのチャーター数を確実に減らすことになります。
またこのクルーには、素晴らしい6つ星シェフや卓越したスチュワーデスなどの屋内スタッフが含まれている必要があります。
- ウォータートイとは、ジェットスキー、ウォータースキー、ウェイクボード、SUP、フライボード、シーボブ、カヤック、インフレータブル・ウォータートイ※などの海で楽しむためのもの ↩︎
※インフレータブル・ウォータートイ:空気などを入れて膨らませたもので、ウォータースライダーやトランポリン、ドック等様々なものがあります。
最後に
スーパーヨットがチャーターで毎年必ず利益を上げるとは決して言いません。
しかし、オーナーがスーパーヨットを正しくセットアップし、うまくチャーター運用すれば、年間の管理・維持コストの高い割合を取り戻すことができるはずです。
状況によっては収支を均衡させるか、わずかな利益を上げることさえ可能ですが、これはスーパーヨットが完璧にセットアップされ、管理されているかどうかにかかっています。
もちろんマネージメントには追加費用がかかりますが、この追加費用によってスーパーヨットは最大限の利益を得ることができるのです。
同時に、ヨットは常に完璧なコンディションでプロフェッショナルに運用されています。そのため、オーナー自身がオーシャンタイムを楽しむために乗船した際には、専属クルーと最高の体験をすることができるでしょう。
すべてのスーパーヨットは異なり、それぞれのチャーター価格も異なります。
当然のことながら、100フィートのスーパーヨットは150フィートのスーパーヨットより低価格でチャーターされ、200フィートや300フィートのスーパーヨットのチャーター価格はさらに高くなります。これは、管理・運用コストとチャーターリターンの比率も異なることを意味します。
多くの変動要因はありますが、すべてのチャータースーパーヨットは、運用コストを相殺できる大きなリターンを得ることができるはずです。
YACHTZOOは、世界中のスーパーヨットの販売仲介だけでなく、運用、管理、チャーターで長年の経験を持っています。
具体的には、24m(80ft)から100m(330ft)を超えるヨットを持つクライアント向けのチャーターヨット管理及び仲介をしています。
チャータービジネスについてもっと知りたい、海外または日本でチャーター・スーパーヨットの所有・運用について相談したいという方は、YACHTZOOにご連絡ください。